人は見た目か、中身か。
恋愛にしろ、ビジネスにしろ、永遠のテーマといっていいだろう。
第一印象は見た目が大事だよね。でも仲良くなったら中身が大事だよね。
というのが一般的な考え方のようだ。
今回は、薄毛という観点からこの問題を考えていきたい。

毛髪診断士。
前職はライター。育毛の記事を800以上書き、『育毛剤で髪は生えない』と気付く。
騙される人を減らしたい!
「見た目派」も「中身派」も言ってる事はもっともらしい
人は93%見た目で判断される「もし、中身で勝負というなら、あなたの中身をすぐここに出してくれ。」
人の「見た目」と「中身」、大切なのはどっち? 「見た目より中身」が81.9%と判明
人は見た目が9割は本当か?!「見た目で判断しないで!」と言ってはいけない3つの理由
軽く調べてみただけだが、「人は見た目か中身か問題」について書かれているネット上の記事はたくさん見つかった。
上記の記事タイトルだけ見ても分かるように、ある調査では「見た目が93%で圧勝」という結果が出ており、またある調査では「中身が81.9%で圧勝」という結果が出ている。すさまじく矛盾している。だが、どちらの記事も主張している内容は、もっともらしいものばかり。
数字を出されると信ぴょう性が高いように思えてしまうが、実際は調査方法によってここまで差が生まれるのだ。このようなアンケートでは、ゆらゆらとした人の心は掴めない。
では、実際のところ、見た目と中身のどっちが大切なのだろう。
POINT・見た目の方が大事という調査結果もあれば、中身の方が大事という調査結果もある
・どちらも主張している内容は正しく聞こえる
3つの見た目ポイント
「見た目」に当たる部分は、厳密にいえば3種類に分けることができる。それは
- 容姿
- 身だしなみ
- ハゲorフサフサ
この3種類である。
容姿
これは基本的に変えることができない顔の作りである。残念ながら男前に生まれればモテる可能性は高いし、不細工に生まれてしまえばモテる可能性は低い。ただし、可能性の高低には影響するが、絶対的なものではない。好みにも大きく左右される。「男前がダメ」という女性もいれば「美人は受け付けない」という男性もいる。
身だしなみ
服装や髪形に清潔感があるか、おしゃれかどうか。爪は切っているか、鼻毛は出ていないか、息は臭くないか。これは容姿とは逆に、努力でどうにでもなる部分である。どんなに男前でも、ダサくて不潔で息が臭い上に鼻毛が両方の穴から出ていたらモテない。まあそれは当然かもしれないが、もっと厳しい話をすると、その他は完璧でも、鼻毛が1本出ているだけで、女性は幻滅するといわれている。厳しすぎる。しかし、努力で変えられる分、容姿よりもまだ救いがある。
ハゲorフサフサ
上記「身だしなみ」の中の「髪形」と混同しないで欲しい。あくまでもハゲているかどうかである。
これは、「変えられない容姿」と「変えられる身だしなみ」の中間といえるだろう。人によっては「ハゲは仕方ない」「遺伝だもの」と、相田みつを的な諦め発言をするが、それは間違えている。薄毛は確かに遺伝的要素もあるが、未来の薄毛を防ぐことは可能だ。ハゲたとしても、髪の毛を増やすことだってできる。ただ、身だしなみのように「デートの前に一気になんとかする」ということができない。数か月~1年という長い時間をかけて毛根を育てなければいけない。努力で変えられるが、時間が必要なのだ。
POINT・見た目は「容姿」「身だしなみ」「ハゲorフサフサ」の3要素がある
・「容姿」は変えられないが「身だしなみ」は変えられる
・「ハゲorフサフサ」は変えられるが時間がかかる
中身の良し悪しはどう決める?
次に中身について見ていきたい。中身というのは性格のことだが、これは非常に定義が難しいところだ。簡単に性格の一側面を切り取って「いい人」「悪い人」と分けることはできない。
中身(性格)は良いとも悪いとも決められない
人の性格というものは、長所の裏側が短所でもあるし、その逆もある。また、ある人にとってはいい人でも、別な人にとっては嫌な人という場合もよくある。しいて言うなら相性の問題なのかもしれない。そして「性格」というものは簡単には変えることができない。これこそ「遺伝だもの」というみつを節がぴったりの項目だ。ちなみに環境的要因と遺伝的要因でいえば、遺伝的要因の方が、その人の性格に対して占める割合が大きい。そして遺伝の影響は年齢が上がれば上がるほど大きくなる。
不毛な「見た目か中身か問題」
つまり、「人は見た目か中身か」という議論は、意味がない。見た目と中身は、同じ天秤に乗せて計るべきものではない。中身は、良し悪しの基準がない上に、変えることができないからだ。これはどんなに白熱したとしても、ただの不毛な議論である。もし「中身の方が大事だ」と分かったところで、変えられない上に正解が無いのだから。
だから、変えられて正解のある、見た目部分(容姿以外の2つの要素)だけでも、ばっちりにするしかない。
POINT・中身は、変えることができない上に正解が無い
・そのため「中身が大事かどうか」を考える意味はない
・見た目は変えられるし、正解もある
薄毛はスタートでつまづく(少なくとも日本では)
外人、特に白人は薄毛でもカッコいいからうらやましい。ブルースウィルスはハゲを感じさせない。
しかし、日本人はそうではない。ハゲ、カッコ悪い。
悪意の対象にされた場合、その身体的特徴として真っ先に挙げられる。
「あのハゲうるさい」
「ハゲのせいで遅れた」
「ハゲのくせに偉そう」
「このハゲー!」
などである。
「デブ」以上にその人の代名詞となりえるのが「ハゲ」なのだ。「バカ」とか「あほ」と同列、またはそれ以下の扱いだ。
もしハゲている人が人助けをしたとしても、助けられた方は「ハゲてる人が助けてくれた」と記憶するだろう。後日、友達にその時の話をする時には「あの日、ハゲてる人が助けてくれたんだ」と話すだろう。その友達は「いい人かもしれないけど、その人ハゲてるんだ」と思う。
これはあまりにも残酷な現実だと思う。ただハゲているというだけで、何の罪もないのにバカにされ、小さな罪でも、ハゲが犯すと大罪になる。良いことをしても、なんだかマヌケになる。スタートの段階からハゲはある種のハンデを背負っているのだ。
しかし、これが残酷だったのは、薄毛というものが治療不可能と思われていた2000年代前半までの話である。今は治療が可能なので、その分残酷さは減ったかもしれない。
詳しくはこちら
高確率・低価格の発毛レシピ
POINT・薄毛は第一印象で大きなマイナス
・しかし今は治療することができる
仕事ならハゲでもOK!恋愛なら?
ここでタイトルの問題に戻ろう。人は見た目か、中身か。ハゲ善人か、フサフサ悪人か。
前述のように、善人と悪人の区別というものは簡単にはつけられないので、すこし言い方を変えて、その人にとって、いい人かどうか、相性が合うかどうか、にフォーカスする。
つまり、「ハゲてるけど相性がいい人」「フサフサだけど相性が悪い人」
どちらを取るかという話だ。
ビジネスなら自分を捨てれば武器になる?
ビジネスの上では、「ハゲてるけど相性がいい人」の方が良いであろう。仕事に薄毛は関係ない。「あの人ハゲてるけど、仕事はしっかりしてる」という評価は、多少の嘲りはあるものの、良い評価である。名前は覚えてもらえなくても、頭皮状況を覚えてもらえれば「次の仕事もあのハゲてる担当者のいる〇〇社にまかせよう」と思ってもらえて、仕事も来るかもしれない。ただ、第一印象はかなり悪くなってしまう。営業の仕事などの場合、これは致命的であろう。
恋愛の場合ハゲにメリットはない
ただ、恋愛に関しては、正直「ハゲてるけど相性がいい人」も、「フサフサだけど相性が悪い人」も、どちらも難しいと思う。女性の気持ちは僕にはわからないが、やはり彼氏がハゲというのは嫌だろうし、彼氏と相性が悪いというのも嫌だろう。僕が女性ならどっちも嫌だ。少なくとも、相性が良い人がハゲる前に結婚したい。ハゲるなら結婚してからにしてほしい。
ということで、仕事を重視し、「ハゲ」と笑われても気にしない鋼のハートの持ち主であれば、ビジネスで薄毛が有利に働くかもしれない。しかし、基本的にはマイナス要素しかない。
恋愛を重視するなら、薄毛は大問題である。性格的な部分はどうしようもないが、そこがクリアできたとしても、多くの場合ハゲでは話にならない。土俵に上がれないのだ。だから生やさなければいけない。僕も、いつか来るかもしれない出会いに備えて、オリジナルの発毛法で髪の毛を増やしている。一時期はかなり生え際が後退したが、今は元に戻った。
身だしなみを清潔にして、髪の毛もフサフサで整っていれば、たとえ容姿に若干の問題があっても、素敵な男性に見えるはずだ。中身は変えられないし、相手との相性もあるので良いも悪いも言えないが、これだけは正しいのではないだろうか。
POINT・薄毛は仕事上武器になる場合もあるが基本マイナス
・薄毛は恋愛対象にならない
・彼女が欲しいなら、ハゲてはいけない
・清潔な身だしなみとフサフサの髪の毛が恋愛の第一歩
病院と同じ薄毛治療を自宅で行う方法
確実に効果のある育毛・発毛法は何なのか?動画で解説しているので
「とにかく早く・確実に薄毛を治したい」という人は見て欲しい。
・育毛剤に20万円以上使い
・育毛剤の記事を800以上書き
・毛髪診断士の資格を取得し
分かったことが、これだ。
このように、薄毛は、アッサリと治療することができる。
動画で紹介している電子書籍はこちら。
G×G Hair Growth レシピ
育毛剤を使ってはいけない。
病院と同じ治療を、自宅で、安く行う方法があるのだから。